2026年7月2日、ニューデリーのホテル「タージ・パレス」で日印経済フォーラム(India-Japan Joint Economic Forum)が開催されました。主催はJETRO、共催に経済産業省・NEDO・経団連・日本商工会議所、インド側からはDPIIT(商工省産業国内取引促進局)・CII・FICCI。日本の内閣総理大臣のインド訪問に合わせて開かれた、両国経済界が一堂に会する一日です。エムスクエアラボも参加企業の一社として、現地でこの一日に立ち会いました。
01 / 首脳セッションモディ首相と高市首相が、同じ壇上に
フォーラムの中心は、なんといっても両国首脳の登壇でした。インドのモディ首相と日本の高市首相がそろって姿を見せると、会場の空気が一段引き締まります。それぞれのスピーチでは、貿易・投資からエネルギー、人材まで、日印関係を次の段階へ進める意思が繰り返し語られました。
02 / 静岡とインドスズキの新工場が、会場で祝われた
印象的だったのは、フォーラムの席上でマルチ・スズキの新しい車両工場(ハリヤナ州カルコダ)の落成が両首脳によって祝われた場面です。
スズキは、日本企業のインド進出の草分けであり、いまも象徴です。同じ静岡に本社を置き、スズキとの協業にも取り組む当社にとって、この場面はひときわ感慨深いものでした。製造業が切り拓いた日印の信頼の上に、次は何を載せるか──それが、いまを生きる私たちの宿題です。
03 / セッションエネルギーから北東部開発まで、議論は具体的に
経済セッションは4つ。①エネルギー・重要鉱物、②経済安全保障・イノベーション・人材、③「自由で開かれたインド太平洋」と Make in India for the World・日印アフリカ協力、④地域連結性を通じたインド北東部開発。関税や理念の話にとどまらず、「どの産業で、誰と、何をやるか」に踏み込んだ議論が続きました。
会場には日本の食・農林水産品のPR展示も並び、製造業だけでなく食と農業が日印協力のテーマとして確かな存在感を持ちはじめていることを感じました。
首脳の握手を、現場の商売につなぐ。
それが私たち民間の仕事です。── フォーラムを終えて
04 / ネットワーキング会場のあちこちで、次の商談が始まっていた
セッションの合間、そして締めくくりのハイティーでは、名刺と会話が飛び交いました。政府要人が間近にいる緊張感の中で、日印の企業同士が率直に「何が一緒にできるか」を話す──フォーラムの本当の価値は、この距離の近さにあります。
05 / わたしたちにできること「日本の技術」と「インドのリアル」の橋渡し
エムスクエアラボは、日本の農業・食の現場で培った経験を持ちながら、インドに拠点とネットワークを築いて事業を続けてきました。国と国の追い風は、現地の実務に落とし込んではじめて商売になります。その「あいだ」が、私たちの持ち場です。
- ◎現地視察・市場リサーチのアテンド ─ 農・食の生産〜流通の現場をご一緒します
- ◎現地パートナー・流通網のご紹介 ─ 信頼ベースのネットワークへの接続
- ◎進出の事業性の見極め ─「技術はあるが儲かるか」という一番難しい問いの評価
- ◎インド進出の伴走 ─ 拠点・実務・現地調整まで